2020年3月に旅行した、アイルランドの首都ダブリンの記事を書いています。
2泊3日の短い滞在だったのですが、ダブリンの見どころはコンパクトにまとまっているので、主要な名所はほとんど見ることができました。
今回の記事では、ダブリンの観光名所を11か所選紹介してみようと思います。
- ダブリン城 [map]
- ダブリン城周辺の教会
- トリニティー・カレッジと図書館 [map]
- グラフトン・ストリート [map]
- テンプル・バー [map]
- ハーフペニー橋 [map]
- オコネル・ストリート [map]
- ギネスビール工場見学 [map]
- ウイスキー蒸留所
- キルメイナム刑務所 [map]
- フェニックス・パーク [map]
■ 関連リンク
→ ダブリン旅行トップページ
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1. ダブリン城
Dublin Castle
まず最初の名所はダブリン城。10世紀にバイキングの砦があった場所だそうですが、1204年からはイギリスが城を建設し、アイルランドにおける英国植民地支配の本拠地となっていました。1922年のアイルランドの独立後は、国の式典等を行う施設として利用されています。
現在の建物のほとんどは18~19世紀に建てられたもの。もともと政治的・軍事的な役割していたお城なので、あまり豪華な造りではありませんが、イギリス統治時代の歴史に触れることができるお城です。
チケットはHPからも購入可。所要時間は1時間くらい。
→ ダブリン城ホームぺージ
→ ダブリン城の地図
ガイド付きのツアーもあるようですが、セルフガイド用の日本語パンフレットももらえました。
2. ダブリン城周辺の教会
ダブリン城の周辺には、国教会が2つあります。どちらも中世の大聖堂なのですが、1つの都市 (教区) に2つの大聖堂があるというのは稀なことのだとか。
① 聖パトリック大聖堂
Saint Patrick’s Cathedral
聖パトリック大聖堂は、1191年に創設されたアイルランド最大の大聖堂で、アイルランドにキリスト教を広めた聖人パトリックに捧げられたものです。
*聖パトリック (Saint Patrick) は、アイルランドの重要人物なので、また次回の記事で紹介します。
ガリバー旅行記を書いた「ジョナサン・スウィフト」が首席司祭を務めていたことでも有名な教会。彼の像や本などが展示されています。
チケットはHPから購入可。所要時間は30分~1時間くらい。セルフガイド用に日本語パンフレットがもらえました。
→ ホームぺージ
→ 地図
② クライストチャーチ大聖堂
Christ Church Cathedral
クライストチャーチ大聖堂は、1038年に創設された、ダブリン最古の教会です。建物のほとんどは19世紀に修復されたものだそうです。
→ ホームぺージ
→ 地図
イギリスとアイルランドの中では最大の地下聖堂があるとのこと。見てみたかったのですが、今回は時間が無くて外からのみ見学でした。
3. トリニティ・カレッジと図書館
Library of Trinity College
トリニティ・カレッジは、アイルランド最古の国立大学。大学の構内も美しいのですが、トリニティ・カレッジ図書館は大名所です。
図書館の中には、世界で最も美しい本といわれる「ケルズの書 (The Book of Kells)」が展示されています。豪華な装飾が施されたラテン語の聖書で、8世紀に書かれた(描かれた?)もの。
ケルズの書は撮影禁止なので、詳しくご覧になりたい方は、トリニティーカレッジのデジタルコレクションをどうぞ。
18世紀に建てられた図書館自体も美しく、ハリーポッターの世界に迷い込んだような雰囲気。
大学のキャンパスは自由に見学できますが、図書館はチケットが必要です。
→ オンライン予約
→ 地図
4. グラフトン通り
Grafton Street
グラフトン通りは、ダブリン随一の繁華街。高級ブティックやレストランなどが並ぶお洒落なエリアです。
→ グラフトン通りの地図
今回は時間が無くて行けなかったので…. Google ストリートビューでご覧ください。ストリートビューに写っている「Brown Thomas」は、アイルランドの老舗百貨店です。
5. テンプル・バー
Temple Bar
テンプル・バー地区は、アイリッシュパブやレストランが並ぶ、ナイトライフの中心地。
→ テンプル・バー地図
上の写真の赤い建物が、テンプル・バーエリアでも一番有名なパブ「The Temple Bar」。アイリッシュ・パブの聖地と言われています。
夜のほうが賑わっていますが、お昼にランチなどに来ても楽しいです。
6. ハーフペニー・ブリッジ
Ha’penny Bridge
小さな白い橋「ハープペニー・ブリッジ」は、ダブリンのトレードマークのような存在。昔の通行料が半ペニーだったのが名前の由来。
→ 橋の地図
歩行者専用の橋で、現在は無料で通行できますので、ぜひ通ってみてください。ちなみに、橋から見るダブリンの夜景がきれいなのだそうですよ☆
7. オコンネル通り
O’Connell Street
オコーネル通りは、南北に500m続くダブリンのメインストリート的存在。バスや路面電車が行きかう賑やかな通りです。すごく幅の広い通りで、歩道だけでもすごい広さでした。
アイルランドは長い間イギリスの統治下にありましたが、カトリック教徒であるアイルランド人は、プロテスタント教徒が多いイングランドから差別を受けていました。
この通りは、カトリック教徒の解放運動の指導者として活躍したオコンネル氏の名前に由来します。
→ オコンネル像の地図
↓↓↓↓ オコンネル通りの名所を2つほど。
① 中央郵便局
General Post Office
通り沿いにある中央郵便局。アイルランドの歴史上とても重要な建物で、アイルランドの独立を求めて起きた大きな反乱「イースター蜂起」の司令部として使用されていました。
英国軍から受けた弾丸の後が残っていたり、アイルランド独立に関する博物館があります。
→ GPO博物館のHP
→ 郵便局と博物館の地図
② ダブリンの尖塔
Spire of Dublin
オコンネル通りで一番目を引くダブリンの尖塔。120mのステンレス鋼製のモニュメントです。街並みの改善計画の一環として2003年に設置されたのだとか。
→ 尖塔の地図
8. ギネスビール工場見学
Guinness Storehouse
おそらくダブリン NO.1 観光スポットと思われる、ギネスビール工場見学。人気なので、オンライン予約して行ったほうがいいかも。
→ ホームページ
→ 地図
↓↓↓↓ 展示物も素晴らしく、お土産屋も楽しい、ビールも飲める、とてもおすすめなので、別の記事にまとめてみました。
【アイルランド】ダブリンでビール三昧~🍺🍺🍺 ギネスストアハウスと工場見学
9. ウイスキー蒸留所
Whiskey Distilleries
アイルランドはウイスキー発祥の地と言われていて、アイリッシュ・ウイスキーの本場です。ダブリン市内にも、蒸留所見学、テイスティング、博物館などがいくつかあり、観光名所となっています。
ちょっとだけ寄ってみた、ジェイムソン蒸留所 。
ここはもう蒸留はやっていないのですが、博物館・テイスティングルーム・お土産屋さんなど、観光客向けの施設になっています。
10. キルメイナム刑務所
Kilmainham Gaol
キルメイナム刑務所は、イースター蜂起の主導者たちをはじめ、イギリスに対する抵抗運動の指導者たちが投獄されていた場所です。現在は博物館になっていて、映画の撮影などでも使われたのだとか。
Image by NakNakNak from Pixabay
有名な名所の一つだそうですが、今回は時間の関係でパスでした。
11. フェニックス・パーク
Phoenix Park
最後の名所は、ダブリン市街の北西にあるフェニックス・パーク。すごく広い公園で、私たちは観光バスの中から見ただけなのですが、とてものどかで美しい場所でした。
公園内には、大統領官邸やダブリン動物園があります。それから、シカが放牧してあるのだそうですよ!
*ダブリンの交通手段
ダブリンの観光名所の多くは、市内に集中していてとても便利です。中心部のホテルに滞在すれば、徒歩で観光できる場所も多いと思います。
今回私たちは「Hop On Hop Off 」という観光バスを利用して観光しました。市内の名所を巡回する、乗り放題のバスです。上の11か所の名所は、すべてこのバスで回れます。
Hop on Hop Off バスから撮影したフェニックス・パーク。
↓↓↓↓ Hop On Hop Offバスに興味のある方は、こちらの記事が参考になればと思います。
【アイルランド】ダブリンの移動+観光手段~とっても便利な緑バスたち
*おわりに
今回は、アイルランドの首都ダブリンの観光名所をまとめて紹介してみました。
観光中、有名人見ちゃった~。ダブリン訪問中のウイリアム王子とキャサリン妃♡
写真ちいちゃいけど、白いコートがキャサリン妃です♡
■ ダブリン旅行記
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■ ダブリンの交通機関
【アイルランド】ダブリンの移動+観光手段~とっても便利な緑バスたち■ ダブリンのグルメ
【アイルランド】ダブリンのグルメ☆ テンプルバー周辺のおすすめレストラン3選