2019年、ブエノスアイレス旅行の記事を書いてます。
前回の記事では、ブエノスアイレス中心部の名所を紹介しましたが、今回の記事は、ブエノスアイレスの南東部にあるボカ地区(La Boca)の紹介です。
カラフルに塗られた街並みや、ボカ・ジュニアーズというサッカーチームの本拠地であるスタジアムがあり、人気の観光スポット。タンゴ発祥の地とも言われています。
1. ボカ地区について
ボカ地区は、アルゼンチン最初の港として栄えた街。ヨーロッパからアルゼンチンを目指してやってきた移民たちが、最初に降り立つ場所だったそうです。
ボカはタンゴ発祥の地とも言われています。船乗りや労働者がたむろするボカ港の酒場でタンゴが生まれ、庶民のダンスとして広まったのだとか。タンゴ発祥の地についてはいろんな説あるんですけどね。ボカ説は結構有力みたいです。
港が他の場所に移ってしまってからは、ボカの街は少しさびれてしまったそうですが、現在は観光地として賑わいを取り戻しています。現在の港は近代的な感じになっていて、昔の雰囲気は残ってませんでした。
ボカ地区は、ブエノスアイレスの中心部から南東の方向にあります。一応ブエノスアイレスの一部ですが、中心部から歩くには少し遠いので、私たちは、ホテルから Uber でやってきました。
*ピンクで囲んだ部分がボカ地区(La Boca)
*ピンの位置はブエノスアイレス中心部(五月広場)
2. カラフルなカミニート
「Caminito(カミニート)」とはスペイン語で「小道」という意味。ボカ地区にある通りの名前で、この周辺は建物や壁が色鮮やかに塗られていて、観光客に人気のスポットとなっています。
→ カミニートの地図
カラフルなレストランやバーがたくさん!タンゴ発祥の地ということで、タンゴのダンスやミュージックを楽しめるお店も多いです。お土産屋さんも多いのでお土産を探すのもいいかも。
こちらは「Havanna」というお菓子屋さんの建物。ガイドブックなどにもよく載っていて、カミニートのシンボル的建物です。
→ Havanna Café Caminito の地図
建物に「Caminito」の文字があるので、記念撮影には絶好のスポット。早朝は空いてましたが、10時頃からは人だかりができて、記念撮影も大変そうでした。
タンゴの衣装を借りて、タンゴダンサーの人と記念撮影もできるみたいでした。
ちなみに、「Havanna」は、アルゼンチン各地にお店を展開するチェーンのお菓子屋さん。空港とかにも入ってます。
店内はこんな感じ。
アルゼンチンの国民的お菓子「アルファフォール」が看板商品。
「ドゥルセ・デ・レチェ」というキャラメルソースのようなものを、2枚のクッキーで挟んだお菓子。Havanna のアルファフォールは、チョコレートなどでコーティングしてあります。
この日はアルファフォールとコーヒーで朝食。
■ 画家「キンケラ・マルティン」
「キンケラ・マルティン」は、世界的に有名だったボカ出身の画家。
一度はさびれてしまったボカの街に活気を戻そうと、彼が街に色を塗りはじめたのが、カラフルなカミニートの始まりなのだそうです。
ボカ地区に、彼の絵などを収めた「キンケラ・マルティン美術館」があります。
→ 美術館の地図
彼の親友「フアン・デ・ディオス・フィリベルト」が作曲したタンゴの名曲「Caminito」も、カミニートが有名になるきっかけとなったそうです。
3. ボカ・ジュニアーズのスタジアム
サッカーは詳しくないんですけど、ボカを本拠地とする「ボカ・ジュニアーズ」は南米屈指のサッカークラブなのだとか。
1905年の設立以来、輝かしい成績を残してきた名門クラブなのだそうです。
先ほど紹介したカミニートから、数ブロックのところにスタジアムがあるので、歩いて行ってみることに。
→ スタジアムの地図
すごい派手~なスタジアム!
スタジアムの一角に、サッカー博物館もあるようでした。
スタジアムの周りは、ボカジュニアカラーで統一!チームのグッズを売っているお土産屋さんなども見かけました。
4. おわりに
今回の記事では、とってもカラフルなボカ地区について紹介してみました。
次回の記事では、ブエノスアイレスのお肉事情と、有名ステーキレストランを紹介してみようと思います。お楽しみに☆
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