以前に、アメリカのバーガーキングの「インポッシブル・ワッパー」というベジバーガーがすごい、という記事を書きました。
【アメリカ】ベジタリアンバーガーもついにここまで来た!! バーガーキングの「インポッシブル・ワッパー」
「インポッシブル・フーズ社」が開発した、100%植物ベースの人工肉を使用したベジバーガー。見た目・風味・食感ともに、限りなく本物のビーフに近く、言われなければ通常のハンバーガーだと思って食べてしまうほど。とても感動したので紹介してみました。
今回は、別の食品ブランド「ビヨンド・ミート社」のベジタリアン肉でハンバーガーを作ってみたので、通常のハンバーガーと食べ比べ対決をしてみようと思います ♪
1. ビヨンド・ミート
Beyond Meat
アメリカでは、ずいぶん前からベジタリアン用の肉代用食品が出回っていましたが、マズくはないけれどやっぱり本物のお肉とは程遠い印象でした。
しかし数年前から、クオリティーの高いベジタリアン肉がどんどん登場。
特にインポッシブル・フーズ社や、今回紹介するビヨンド・ミート社は、あちらこちらで見かけるポピュラーなブランドとなりました。
→ Impossible Foods ホームページ
→ Beyond Meat ホームページ
インポッシブル・ミートは、スーパーでも見かけますが、チェーンのレストランのメニューとコラボしていることが多い印象です。最近はスタバのモーニングメニューにも登場しました。
ビヨンド・ミートは、どちらかというとスーパーで見かける事が多い印象。
↓↓↓ こちらは近くのスーパのベジタリアン食品売り場。ビヨンド・ミートが売ってます。
↓↓↓ こちらは牛挽き肉もどき。1パウンド (453g)= $10.29なので、100g=240円くらいかな。
↓↓↓ オーガニック牛挽き肉の相場は1パウンド=$7〜$11なので、ほぼ同じ値段。
↓↓↓ こちらはハンバーガー用のパティもどき。2枚(227g)= $6.49で、若干高め。
↓↓↓ ソーセージもどき。400g= $9.29。
2. ハンバーガーとベジバーガー対決
少々高かったですが、奮発して、Beyond Burger を買ってきました。
↓↓↓ 通常の牛挽き肉のパティも買ってきて (写真左上)、今日はおうちで、ハンバーガー vs ベジバーガー対決 ♪
牛挽き肉のパティは、コスコ (Costco) という卸売ディスカウントショップで購入。
15枚 (2.27kg)= $18.99なので、100g= 約83円。安いですが、成長促進ホルモン剤や抗生物質不使用、100%牧草のみで飼育された牛肉なので、悪い肉ではなさそう。
コスコは、日本でも店舗が増えているそうですが、比較的品質の良い食材が卸売価格で購入できる大型スーパーです。日本じゃ「コストコ」って呼ぶみたいですね。
肉を焼くのは、いつも夫の仕事です。最近ずいぶん腕を上げて、上手に焼いてくれます。
牛挽き肉のパティの方が大きくて平べったく、Beyond Burger の方が小くて分厚い。
モッツアレラチーズを乗っけて。
野菜を乗っけて。
出来上がり〜♪
おっと、そういえば…. と思って、先にパティだけ味見してみました。
どっちも美味しい!と言うのが正直な感想。Beyond Meat は、見た目はもちろん、風味も食感も、限りなく牛肉に近いです。
コスコの牛挽き肉パティは、少々パサパサしていましたが、Beyond Meat はジューシーでもちもち感がありました。
風味は、やはり本物のお肉の方が肉臭さ(良い意味で)があります。Beyond Meat の方はアッサリ。
Beyond Meat には塩ベースの薄い味付けがされています。夫は自分で味を調節したい派なので、余計な味は付けないで欲しかったみたい。
調子に乗って作りすぎて、ハンバーガーもベジバーガーも両方食べてしまいました。お腹がパンパン。
食べ比べ対決の勝敗ですが、私は Beyone Burger の方が好きでした!私はもともと、そんなに肉の塊が好きではないので、肉臭さが少なく、もちもち食感の Beyond Meat の方が食べやすかったのだと思います。
夫は肉好きなので、やっぱり本物のお肉の方が若干好きだった様子。でも、どちらも美味しいし、言われなかったら、どっちがどっちか気づかないと言っていました。
本物のお肉 vs ベジタリアン・ミート。どちらがヘルシーなのかは色々議論がありますけど。ここ数年でグレードアップしたアメリカのベジタリアン・ミートは結構感動なので、機会があったら試して欲しいなと思います ☆