2019年秋の、ヨルダン・イスラエル旅行の記事を書いています。
今回の記事では、ヨルダン随一のリゾート地である「死海リゾート」周辺の中東料理のレストランを2軒紹介してみたいと思います。
1. ヨルダンの死海リゾート
死海はイスラエルとヨルダンにまたがる湖。世界で最も低い場所として知られていて、湖面は海抜マイナス430m。
塩分濃度が非常に高く、水に入ると勝手に浮き上がってしまう、浮遊体験ができます。
さらに、死海の塩や泥に含まれるミネラルは、ヒーリングや美容の効果があるということで、保養地としても人気の場所。世界中から人々がバーケーションに訪れます。
イスラエル側にもヨルダン側にも、死海沿岸にリゾート地が開発されていますが、私たちが行ったヨルダン側の死海リゾートは、死海の北東の部分(下の地図のピンクで囲んだ部分)。
*ピンにカーソルを当てると地名が表示されます。
この地域には、死海沿いに、外資系のリゾートホテルや、ビーチ施設、モールなどが集まっていて、ヨルダン随一のリゾート地です。
宿泊していたホテルにも、いくつかレストランが入っていたのですが、せっかくヨルダンに来てるので、美味しい中東料理がたべたいなぁと思って周辺のレストランを検索。近所にいくつかレビューの良いレストランがあったので、試してみることにしました。
「Ocean Restaurant(オーシャン・レストラン)」と、「Burj Al Hamam(ブージ・アル・ハマム)」という2軒のレストランに行ってみたので、レビューをシェアしたいと思います。
2. Ocean Restaurant
オーシャン・レストラン
一軒目のレストランは「Ocean Restaurant」。死海沿いの「Samarah Mall」というショッピングモールの中に入っているレストランです。
→ Samarah Mall の地図
そんなに大きいモールではありませんが、いろんなお店が入っています。主に観光客用みたいです。お土産屋や旅行グッズを売っているお店もあります。
Ocean Restaurant の入り口は、モールの中にあります。
→ レストランの地図
ヨルダンに着いてから、肉料理ばかり食べていたのですが、ここはシーフードを使用した中東料理がお得意ということなので、来てみました。入り口には、英語とアラビア語でメニューが。
お店に入るとすぐに、魚介が並べてありました。ここから選んで調理してもらってもいいのだと思います。
私たちが最初の客だったみたいで、あとからだんだんお客さんが増えてきました。
死海の見える窓際の席に座らせてもらえました。
前菜のサラダと、ピタパン。
他のお料理も来ました。
「Hummus with meat (肉入りフムス)」。フムスは、ひよこ豆のペーストで、中東料理の定番。ピタパンに付けて食べます。
「Sujuk(スジュク)」という、アラブ風ソーセージ。スパイシーなソーセージです。
「Fish Fullet Sayadieh(サヤディエ)」というレバノンの魚料理。ピラフのようなライスの上に、白身魚のフライが乗っています
どのお料理も美味しかったですけど、味がシンプルで、素材を活かした感じの味付けかなと思いました。
シーフードを使って珍しい料理を作るのはなかなか難しいのかもしれませんが、海外でシーフードを食べると、どうしてもグリルしただけとか、フライしただけ、って感じだなと思ってしまいます。あんまり凝ったお料理は出て来ないかもです。
3. Burj Al Hamam
ブージ・アル・ハマム
2軒目は、この辺りではレビューが一番良い「Burj Al Hamam」というレバノン料理のレストラン。「Crowne Plaza Dead Sea Resort & Spa(クラウンプラザ・ホテル)」の中に入っています。
→ ホテルのホームページ
→ ホテルの地図
Crowne Plaza Hotel のロビー。
ホテルの中央に大きなプールがあります。キッズもたくさん遊んでいて、ファミリーフレンドリーな雰囲気です。
レストランは、プールを渡って、ホテルの一番奥の死海沿いにあります。
→ レストランの地図
→ レストランのメニュー(PDF)
レストランのレセプションです。
店内の様子。中途半端な時間に来たので、このレストランも全然混んでませんでした。
今回も、死海の見える窓際に座らせてもらえました。
ヨルダンの赤ワイン(カルベネソーヴィニヨン)が珍しかったので注文してみました。
前菜に、チーズを2種類注文。丸いチーズは、Labneh(ラブネ)というチーズ。ヨーグルトから作るチーズなのだそうです。牛のミルクで作ってあります。
こちらの円筒形のチーズは「Labneh Maez」というチーズ。ヤギのミルクで作ってあるそうです。
他のお料理も来ました~ ♪
「Batata Harra(バタータハーラ)」というジャガイモ料理。「Batata Harra」とは、「スパイシー・ポテト」という意味だそうで、いろいろなスパイスが効いていて、すごく美味しかったです。
「Bayd Ghanam」羊の睾丸。。。ゲテモノ系ですが、スパイスとレモンであっさりな味付けで食べやすかったです。
「Kheshkhash」。ひき肉にパセリ、玉ねぎ、スパイスを混ぜて焼いたもの。トマトソースに付けて食べます。
デザートは「Osmalieh(オスマリーエ)」というアラブのスイーツ。
「Ashta Cream」というクリームの上に、小麦粉で作った「Vermicelli」という細いパスタを広げ、シロップをかけたもの。
アラブのスイーツは、甘いけど癖になります 😍。
食事が終わって、レストランを出ると、ビーチのサイン。ちょっと覗いていくことにしました。
ビーチへ続く遊歩道。
お隣のリゾートホテルが見えます。
途中に、プールとジャグジーがありました。プールサイドバーが楽しそうでした ♪
死海のビーチが見えてきました。もうすぐ日が沈みます。
イスラエルに沈む夕日。
ちなみに、Crowne Plaza Resort のビーチは、この辺りのホテルのビーチでは一番美しいのだそうです。
4. 死海リゾート周辺の移動について
私たちは、「ケンピンスキー・イシター (Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea)」というホテルに宿泊していたのですが、食事をするために、他のホテルやショッピングモールに移動する時は、Uber を利用しました。
Uber を利用しない場合、ホテルに送迎を頼んだり、タクシーを呼ぶ方法もあるかと思います。歩くこともできると思いますが、大型のリゾートホテルが多いので、お隣のホテルでも結構遠い場合があります。
死海のホテルやモールは、セキュリティーチェックのゲートを構えているところが多いです。敷地に入る前に、名前が宿泊者リストにあるかどうか確認をされたりします。Crowne Plaza Hotel に入るときは、ゲートでパスポートやIDの提示を求められました。たまたま持っていたので良かったですけど。
宿泊しているホテル以外のホテルのサービスを利用しに行く場合(レストラン・ビーチ・スパなど)は、予約を入れていった方がセキュリティーチェックがスムーズかもしれません。
Uber は特に問題なく使えましたが、Uber がホテルのセキュリティーゲートで止められて、ホテルの敷地に入ってこれないことがありました。ホテルやモールからUber を呼ぶときは、セキュリティーゲートの外で待っていてあげたりすると、ピックアップがスムーズかもしれないです。
5. おわりに
今回の記事では、ヨルダンの死海リゾート周辺のグルメ情報をシェアしてみました。
どちらのレストランも、レビューや口コミの良いレストランですが、個人的には「Burj Al Hamam(ブージ・アル・ハマム)」が、お料理・サービス共に、とても気に入りました。
死海沿いには、素敵なホテルがたくさんありますので、自分が滞在しているホテルだけでなく、他のホテルのレストランやビーチ、スパなど訪ねてみるのも楽しいかと思います。
Mövenpick Resort & Spa の「Zara Spa(ザラ・スパ)」は、いろんな賞を受賞している素晴らしいスパがあって、スパだけ利用しに訪れる人も多いそうです。
→ スパのウェブサイト
→ ホテルの地図
ヨルダンの死海リゾートのホテルの一覧のリンクです。参考になればと思います。
▶ 死海周辺で人気のホテル
→ Expedia
→ Hotels.com
→ agoda
■ ヨルダン・イスラエル旅行記
→ 旅行記トップページ
→ ヨルダン・イスラエルの記事一覧
■ 今回の旅行で食べたもの一覧
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【ヨルダン】死海の7つ星ホテル★★★★★★★ &朝食ドロボウ