新市街と中州地区は、カイロのダウンタウン。エジプトのイメージとは少し違って、西洋風の近代的な建物が並ぶ街です。商業の中心地で、人や車が目まぐるしく行き来しています。レストラン・ホテルのセレクションも多く、オペラ座などのエンターテイメント施設なども集まっています。
今回の記事では、カイロの新市街と中州地区の様子をシェアしてみました。記事後半では、おすすめのレストランを3件紹介しています。
1. 新市街・中州地区の位置
新市街はナイル川の東岸の辺りです。
ナイル川に中州(ゲズィラー島とローダ島)が浮かんでいて、ゲズィラー島の北部はザマーレクと呼ばれ、高級宅街だそう。
2. 西洋風の建物が並ぶ新市街
新市街には官公庁やビジネス街が見られ、商業の街といった印象。 車と人でごった返しています。
3. 近代的なナイル川沿い
新市街・中州のナイル川沿いには、緑が多く、公園や、眺めの良いレストラン・ホテルを多く見かけました。ナイルタワーやオペラ座も有名みたいです。
外資のレストランやホテルも結構みかけました。マクドナルド、chili’s などのチェーンレストラン、 リッツ・カールトン、フォーシーズンズ、マリオットなど、 高級ホテルチェーンがナイル川沿いに並んでいました。
夜はネオンがギラギラでした!
4. エジプト考古学博物館
ここだけは絶対に外せない新市街の観光名所。エジプト展は世界中の有名博物館でも見ることができますが、ぜひ本場で見てください。ツタンカーメンの黄金のマスクなど、古代エジプトの貴重な展示物がたくさんです。
エジプト考古学博物館地図
ちなみに、タクシーの運転手さんが教えてくれたのですが、エジプト考古学博物館は2020年にギザ地区に移転し「大エジプト博物館」、英語では “The Grand Egyptian Museum (GEM)” になるとのこと。
日本が資金と技術を提供して立ててあげてるらしく、「日本人だ」と言うと、カイロのあちこちで歓迎されました。タクシーで工事現場を通りかかりましたので、一枚載せておきます。
5. おすすめレストラン3件
*イスラム教の国なので、レストランによってはアルコールがないところがありました。飲みたい方は、レストランに入る前に確認を。
Koshary Abou Tarek, Cairo
アブー・ターレック地図
エジプトのファーストフード、「コシャリ」の人気店。コシャリ一杯 10 L.E.(約70円)です。
abou el sid
アブー・エル・シド地図
中州北部の高級住宅地、ザマーレクにあるエジプト伝統料理のレストラン。 観光客にも人気なようで、英語メニューがあります。 クラシック×エスニックな店内の雰囲気が気に入りました。 エジプト産のワインと鳩料理が珍しかったです。
☆前菜とメイン2品で約300 E£ (約2,000円)
☆エジプト産の白ワイン「Omar Khayyam Sultanine Blanche」
Café Riche
カフェ・リシュ地図
1908年フランス人のオーナーが創業して以来、カイロの歴史を見守ってきた老舗カフェ。かつては有名歌手などのパフォーマンスも模様され、数々の有名人たちの集まるカフェだったとか。
アンティークな内装で、ヨーロッパのカフェのようなメニューもあります。夫はエジプト料理を食べていましたが、私はカプチーノとクロワッサンをオーダーしました。
6. おわりに
今回は、エジプトの首都カイロの新市街と中州地区の様子をシェアしてみました。
この辺りのホテルやレストランは、モダンな感じのところが多いので、エジプト感はあまりないですが、便利で治安が良いという点ではオススメです。 私たちも新市街に2泊しました。
次回の記事では、カイロの旧市街(イスラム地区)について書いてみようと思います。お楽しみに☆
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