【エジプト】アレクサンドリア観光①:ヨーロピア~ンな街の歴史と名所のまとめ

エジプト・アレクサンドリア観光-1

アレクサンドリアは、カイロに次ぐエジプト第二の都市。 騒がしいカイロに比べると、穏やかで落ち着いた雰囲気の街です。 ポカポカと心地良い日差しと、地中海からの潮風の香り。海岸線にはヨーロッパ風の建物が並び、おしゃれなレストランやカフェで、ゆっくりおしゃべりを楽しんでいる人たちもよく見かけました。ヨーロッパから休暇などでやってくる人も多いようです。

ピラミッドなどの遺跡と比べると、マイナーな観光地ですが、歴史の舞台としてよく耳にするので、一度見てみたいなと思ってやってきました。
それから、地中海の新鮮なシーフードは絶品! らしく、それも食べたかったのです。 ☛ アレクサンドリアのシーフードレストラン

今回の記事では、アレクサンドリア観光の基本情報や、観光スポットのまとめを書いてみました。


アレクサンドリアの行き方

私たちは、カイロから国鉄の長距離列車に乗って、アレクサンドリアにやってきました。 ☛カイロ発アレクサンドリアの行き方

カイロから約3時間で国鉄マスル駅に到着。 マスル駅から街の中心までは、車で10~15分ほどかかるので、タクシーで移動しました。

アレクサンドリアの中央駅、マスル駅
国鉄マスル駅
エジプト・アレクサンドリアの黄色いタクシー。
乗ったタクシー

2泊3日で観光をしましたが、街の中心のホテルに宿泊したので、ほとんど徒歩で観光。少し遠いところはタクシーを利用しました。

時間がない方は、 カイロからの日帰りツアーもあるようです。オプショナルツアーでは最大手の「Veltra (ベルトラ)」さんの日本語ツアーがありましたので、リンクを載せておきます。
カイロ発・アレキサンドリア日帰りツアー

街の歴史とクレオパトラ

紀元前332年に、ギリシアのマケドニアの国王、アレクサンドロス大王が攻めてきて、エジプトを征服します。彼は「ファラオ」の称号を得て、エジプトの支配を始め、新都市「アレクサンドリア」の建設を命じました。

アレクサンドロス大王の死後は、彼の部下が 「プトレマイオス朝」という王朝を建て、アレクサンドリアは地中海の文化の中心として全盛期を迎えます。プトレマイオス朝の最後のファラオが、クレオパトラです。クレオパトラはエジプト人じゃなくて、ギリシャ系だったんですね。

クレオパトラの時代には、地中海でローマ帝国の勢力が強くなり、エジプトを圧迫し始めます。クレオパトラはその美貌で、ローマ帝国の有力者である、カエサルやアントニウスと愛人関係になり、王朝の存続を図りますが、うまくいかず、紀元前31年、ローマ帝国がプトレマイオス朝を滅ぼし、エジプトを支配するようになります。クレオパトラは、毒蛇に胸を噛ませて自害しました。

アレクサンドリアはその後、ローマ帝国、アラブ諸国の侵入によって衰退し、19世紀の近代化が始まるまでは、さびれた港町だったとか。

そういう歴史の背景から、アレクサンドリアでは、グレコ・ローマン時代(エジプトが、ギリシャとローマ帝国の支配下にあった時代)の遺跡が多くみられます。

アレクサンドリアの見どころ

アレクサンドリア滞在中に行ってみた、観光スポットをシェアしたいと思います。名所に貼ってあるリンクは地図です。googleマップに飛びます。

1. 海岸沿いの大通り

名所というわけではないんですが、とりあえず、海岸沿いの大通りを散歩すると、アレクサンドリアの雰囲気が味わえて良いです。レストランや出店で賑わっています。みんな海岸沿いに座って海を眺めたり、アイスクリームを食べたりして楽しんでいました。

アレキサンドリアの海岸沿い
堤防に座って海を眺める人々
アレクサンドリアの海岸沿いを走る大通り。サアド・ザグルール広場前。
海岸沿いを走る大通り。
像があるのはサアド・ザグルール広場
エジプト・アレクサンドリアのカフェ
おしゃれなカフェで休憩
エジプト・アレクサンドリアのカフェ2
カフェのフルーツジュース

2. 世界の7不思議・ファロスの灯台...の跡

「世界7不思議の一つ、ファロスの灯台を見たーい!」と思ったら、すでに大昔の大地震で崩壊したんだそうです。その跡地に、カイトベイ要塞というのが建てられて、現在は軍事博物館になっています。

ちなみに、ファロスの灯台は、紀元前3世紀、プトレマイオス朝の頃に造られた巨大な灯台。 高さが130mくらいあって、 建造当時は地球上で最も高い建物の一つだったそう。

3. アレクサンドリア図書館

古代アレクサンドリア図書館は、プトレマイオス1世によって建設され、プトレマイオス時代からローマ帝国時代かけて、世界最大の図書館でした。古代の戦争によって、5世紀ごろまでには破壊されてしまったそう。

現在の図書館は、古代のアレクサンドリア図書館を現代に復活させようというプロジェクトによって、2001年に再建されたもの。エジプトをモチーフにした巨大な建物がユニーク。

エジプトのアレクサンドリア図書館

4. グレコローマン博物館... 長期閉鎖中

エジプトで発掘された、グレコ・ローマン時代の遺物がたくさん収められているとのことで、見てみたかったのですが、2005年から改装のため長期閉鎖中でした。2019年の終わりにはオープンするとのうわさ。

5. ポンペイの柱

27mもある巨大な赤色花崗岩の柱。古代の図書館を支えていた柱の一本で、かつてはこの柱が400本あったと言われているそう。 隣にスフィンクスも2匹。 周りは遺跡になっている。

エジプト・アレクサンドリアのポンペイの柱
普通の街中に、遺跡がある
エジプト・アレクサンドリアのポンペイの柱とスフィンクス
ポンペイの柱とスフィンクス
エジプト・アレクサンドリアのポンペイの柱。超巨大。
デカーい!
エジプト・アレクサンドリアのポンペイの柱と猫たち
猫がたくさんいたので、さらに◎

6. ローマ円形劇場

マスル駅から歩いてすぐで、小さい遺跡の中にある。2世紀に造られたと言われていて、エジプト唯一の円形劇場。

エジプト・アレクサンドリアにあるローマの円形劇場
エジプト・アレクサンドリア。古代ローマの円形劇場を囲む遺跡。

7. モンタザ宮殿

街の中心から、東へ17km離れた郊外にある西洋風の宮殿。1892年に建てられ、王家の別荘として使われていたそう。建物の中は一般公開されていないが、広大な敷地は公園のようになっていて、散歩をしている人がたくさんいました。

エジプト・アレクサンドリア近郊にあるモンタザ宮殿

アレクサンドリアの路面電車に乗って、大変な目にあった話。

上で紹介したモンタザ宮殿は、アレクサンドリアの中心からは少し離れたところにあるので、私たちは路面電車を利用してみることにしました。

エジプト・アレクサンドリアの路面電車
エジプト・アレクサンドリアの、超遅い路面電車

この路面電車、究極に遅い!!速度も遅いし、数分おきに停車するし。我慢して1時間くらい乗っていましたが、行程の半分も来ていないので、降りてタクシーに乗り換えました。
車だと30分くらいだったのに・・・タクシーに乗り換えなかったら、何時間かかったんだろう。。。
路面電車ご利用の際は、ご注意を。

おわりに

いかがでしたか?地中海の真珠と呼ばれたアレクサンドリア。
エジプトにいるのに、少しヨーロッパに来たような気分になる街です。西欧の文化とアラブ文化の融合が、またユニークで面白い。
目まぐるしいカイロを観光した直後だったのもあって、のんびり休憩になってよかったです。

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次の記事では、地中海の魚介を豪勢に使って料理をしてくれるレストランを2件と、宿泊したホテルのレビューをシェアしてみましたので、読んでみてください。

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