
2020年1月、弾丸1日で観光したサンティアゴの記事です。
前回の記事では、サンティアゴの観光名所をまとめてみました。今回の記事では、その中でも特に楽しかったシーフード市場と、チリワインのセレクションが豊富なワインバーを紹介してみようと思います。
1. 中央市場
Mercado Central de Santiago

サンティアゴ旧市街にある中央市場。たくさんの魚屋さんが入っていて、もはや魚市場と言っても過言ではないでしょう。
→ 中央市場の地図

見たことのない魚や貝もたくさんあって、見て回るだけで楽しい市場です。

こちらは「Locos」と呼ばれるチリアワビ。

綺麗な貝。

市場の中には、シーフード料理のレストランもたくさん入っています。きちんとしたレストランから屋台みたいなものまで様々です。

アルゼンチンやウルグアイとは違って、観光客への客引きがすごかったです 😅 特に、ウニやでっかいカニをよく勧められました。できれば高い物食べて欲しいのでしょう….。

ランチを食べたかったのですが、どこのレストランも美味しそう….。なかなか決められず、市場の中を3周くらいグルグル回りました。

結局こちらの「CLARITA」というお店にすることに。地元の人がたくさん入ってたのが決め手。スタッフの方たちもすごくフレンドリーでした。

英語のメニューあり。クレジットカードも使えました。

まずは、チリビールで乾杯 🍻

前菜に出てきたサラダです。茶色っぽいのは「Ulte」っていう海藻だそうです。面白い食感でした。

こちらは「Congrio Frito」。「アナゴの洋風天ぷら」ってとこです。

コングリオ は高級アナゴのことで、英語では Conger eel 。弾力のある白身魚で、食感がとても良いです。癖がない味でおいしく食べられました。

こちらは「Chupe de Mariscos」。シーフードたっぷりのスープ。さまざまな貝の味がしっかり出ていて、とても濃厚なお味。

それから、このレストランで食事をすると、多数のネコさんとお友達になれる特典が付いてきます。

コングリオと貝をあげると、ネコさん達と親友になれます。
市場には魚屋さんやレストランの他に、お土産屋さんなども入っています。

2. モテ・コン・ウエシージョ
Mote con huesillo
異国の地で変なものを食べるのが大好きな夫。この店の前で足が止まりました。不思議な飲み物が売られています。

チリで夏場に人気の「モテ・コン・ウエシージョ」という飲み物(食べ物?)だそうで、サンティアゴのあちこちで見かけました。

シロップみたいな甘い液体に、缶詰桃のような桃と、ふやけたっぽい小麦が入った…. とりあえず不思議な飲み物でした。

私たちにはちょっと甘かったけど、美味しかったです。小麦の触感がプチプチして好きでした。
3. チリワインが楽しめるワインバー
『Bocanáriz』
チリは、上質なワインの産地としても有名です。赤・白様々な種類のブドウが栽培されています。
時間があればワイナリーなども行ってみたかったのですが、今回は1日だけの滞在だったので断念。サンティアゴ旧市街で、レビューの良いワインバーを見つけたので行ってみることにしました。
ワインバー&レストランの『Bocanáriz』。チリ料理やチリワインのセレクションが豊富で、ワインテイスティングなどもできます。レビューや口コミもとても良いお店です。
→ Bocanáriz ホームページ
→ Bocanáriz の地図
→ トリップアドバイザーの口コミ

バーのある通りは人が多すぎて、お店の良い写真が撮れなかったんですが….。露店やお洒落なレストランが並ぶ、とても賑やかなエリアです。

私たちは夕方の中途半端な時間に行ったので、席は結構空いていたのですが、すでに予約が入っているテーブルも多く、ギリギリ座らせてもらうことができました。

ディナータイムになると満席でした。ホームページから予約ができるので、予約していった方がいいかもです。

ワインバーなだけに、ワインのセレクションも豊富で、テイスティングなどもできます。英語メニューがあり、スタッフも英語を話してくれます。
こちらは「Wine Flights」のメニュー。テーマ別に、レストランがおすすめする3種類のワインが用意されていて、違うワインを50ml ずつ飲み比べできます。

Bの「White Wines from Chile (チリ産白ワイン)」というのを注文してみました。3種類のチリ産のおすすめ白ワインが、50mlずつ出てきました。

単独のグラスでも注文できます。50ml か 150ml を選ぶことができます。

チリ産白ワインを、追加で1グラス注文してみました。

ワイングラスには、ワインの名前が書いてあって、飲み比べしやすくなっています。

お料理は、チリ料理・南米料理の他、チリ産の食材が使ってあるものなどが多くて嬉しかったです。ワインに合わせられるような、おつまみ系が多いです。

牡蠣盛り合わせ。

大好物のセビチェ。中南米でよく食べられる、魚介のマリネです。

またまた追加で、チリ産の赤ワインを注文。チリ産のゴートチーズも注文してみました。

デザートも美味しそうでしたが、おなかいっぱいで諦めました….。
4. おわりに
チリのサンティアゴに来る前に、アルゼンチンとウルグアイを1週間くらいかけて観光していました。
肉の消費量が世界一のアルゼンチンとウルグアイでは、肉を主食のように食べ続けましたが、すぐお隣のチリに来てみると、シーフードの多さにびっくり!
もちろんチリでも肉料理は食べられていますが、太平洋沿いに長~い海岸線を持つチリは、新鮮な魚介類も豊富なのだそうです。
南米もアンデス山脈の東と西では食文化が違うのだなぁ、と思った1日でした。
一日しか観光できなかったサンティアゴでしたが、シーフード市場とワインバーのおかげで、美味しいチリ料理を堪能できました。
■ 南米3国首都巡り旅行記
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■ アルゼンチンの市場

■ ウルグアイの市場

