2020年1月のウルグアイ旅行の記事を書いています。
今回紹介するのは、植民地時代の古い街並みが残る、ウルグアイの「Colonia del Sacramento(コロニア・デル・サクラメント)」。1995年に世界遺産に登録されました。
古い建築物は、博物館、ショップ、レストランやカフェ、ホテルなどに改装されていて、コロニアル時代の雰囲気を味わいながら観光することができます。
半日もあれば見て回れるような小さな街ですが、とってもカラフルでカワイイ街並み。歩いているだけで、とっても楽しい気分になります ♪
1. コロニア・デル・サクラメント
Colonia del Sacramento
コロニア・デル・サクラメントは、ウルグアイ南西部の街。首都のモンテビデオからは、180km ほど西にあります。旧市街の「Plaza Mayor(マヨール広場)」周辺が観光の中心です。
* 地図上のピンの位置がコロニア・デル・サクラメント。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからは、フェリーで1時間くらいで来れてしまうので、アルゼンチンから日帰りで訪れる人も多い観光地です。
→ フェリーの記事
コロニアル時代の歴史
コロニア・デル・サクラメントは17世紀後半につくられた町。
15世紀半ばから始まった植民地化によって、当時の南アメリカは、ブラジルはポルトガル領、アルゼンチンはスペイン領となっていました。
1680年に、ポルトガル人が5隻の船でブラジルの国境を越えて南下し、コロニア・デル・サクラメントを建設。対岸のブエノスアイレスを拠点としていたスペイン軍と争いになり、現在のウルグアイに当たる地域は、ポルトガルとスペインが衝突する最前線となりました。
コロニア・デル・サクラメントも、ポルトガル領になったりスペイン領になったりしましたが、最終的に1777年にスペイン領として落ち着いたようです。
→ ウィキペディア
コロニア・デル・サクラメントの街には、ポルトガルとスペインの植民地時代の遺跡や街並み、コロニアル様式の建物などが残っていて、世界遺産に登録されています。
ちなみに「コロニアル」とは、「植民地の」という意味。ヨーロッパや中東のあちこちでローマ帝国の遺跡が見られるように、アメリカ大陸ではコロニアル時代の遺跡や建築物がよく見られます。
ラ・プラタ川
コロニア・デル・サクラメントは港町なんですが、実はこれ海ではなくて「Río de la Plata(ラ・プラタ川)」という大きい川。
ラ・プラタ川は、河口部の幅が約275kmの大三角江。川幅としては世界一なのだそうです。
Image by WikiImages from Pixabay
ビーチに青々とした草が生えていたので、淡水なんですね。
ビーチで、とってもフレンドリーな犬に遭遇
野良犬かなぁ。
石を咥えて来て、「遊んで~」って言うんですよ♥ きっと町の人たちにかわいがられてるに違いありません。
2. 七つの博物館
コロニア・デル・サクラメントには、七つの博物館があるそうです。
でも、実はこの日は元旦で…. ほとんど閉まっておりました 😅 レポート無しです。ご了承ください。
コロニア・デル・サクラメントの名所や観光情報を詳しく説明してあるサイトを見つけたので、リンクを貼っておきます。参考になればと思います。
→ OTOA のウルグアイ特集
3. カラフルでお洒落な街並み
コロニア・デル・サクラメントの旧市街は、半日もあれば見て回れるような小さな街。穏やかに時間が過ぎていきます。
街並みは、とてもお洒落でカラフル 🌈🌈🌈
かわいいショップもたくさんあるので、お土産など探しながらプラプラするのも楽しいです。
素敵なワインショップ。
カラフルな雑貨屋さん。
4. レストランとカフェ
素敵なカフェやレストランもたくさんあります。
① カフェ
休憩したカフェ。サンドイッチやピザなど軽食が食べられます。
お隣のアイスクリームショップも可愛かったです
→ アイスクリーム屋さん地図
② 無念の Charco bistró
こちらは「CHARCO HOTEL」というホテルなんですが、ホテル内のレストラン「Charco bistró」のレビューがすごく良かったので来てみました。
→ Charco bistró の地図
ラ・プラタ川に沈む夕日を見ながらお食事でも…. と思ったのですが、あいにく予約でいっぱいで断念 😭。元旦だというのに、大人気のレストランです。
パティオでも、川を眺めながらドリンクやスナックを楽しむことができます。
③ El Drugstore
「Charco bistró」でディナーができなかったので、「El Drugstore」というレストランで夕食に。こちらもとてもレビューの良いレストランです。
→ El Drugstore の地図
El Drugstore の向かいは、サクラメント教会というカトリック教会があって、賑やかな通りに面しています。レストランは一日中混んでいるようでした。
→ 教会の地図
外の席もいいなと思ったのですが、夕方は海風で肌寒かったので店内の席へ。
とってもカラフルな店内 🌈🌈🌈
私たちのテーブル ♥
まずはウルグアイビール「Patricia」で乾杯 ♪ ウルグアイワインのセレクションもありました。
メニューはスペイン語と英語。日本食もありました。鉄板焼き、ごーはん、親子丼ぶり。
本日のディナー ♪
Cheese Croquettes。チーズが詰まったポテトコロッケです。
Dish of fish and selfish with rice。魚介とライス。
5. おわりに
今回の記事では、ウルグアイの観光地「コロニア・デル・サクラメント」の街について書いてみました。
カフェで休憩しながら博物館やショップを巡ったり、ビーチでのんびりしたり、小旅行にはぴったりのかわいい街でした。
こちらのサイトは、コロニア・デル・サクラメントの遺跡や博物館が詳しく説明してありました。
→ OTOA のサイト
次回の記事では、コロニアル風のお洒落な宿を紹介してみようと思います。お楽しみに☆
■ 南米3国首都巡り旅行記
→ 旅行記トップページ
→ 南米3国首都巡りの記事一覧
■ コロニアデルサクラメントのアクセス
【南米】ブエノスアイレスとウルグアイを結ぶフェリー【ウルグアイ】国内の交通手段~長距離バス『COT BUS』に乗ったレポート