2019年秋の、イスラエル・ヨルダン旅行の記事を書いています。
前回までは、世界遺産となっている「エルサレムの旧市街」の記事を書いていましたが、今回の記事では、旧市街の西側に広がる「エルサレム新市街」の様子を紹介したいと思います。
城壁に囲まれた旧市街の古い街並みとは対照的に、新市街は近代的なエリア。モダンなショッピング街、飲食店、オフィス街などを見ることができます。
新市街を通っているライトレール(路面電車)も紹介してみようと思います。
1. エルサレム新市街の位置
エルサレムは大きな都市ですが、3宗教の聖地などの名所が集まっているのは、城壁で囲まれた旧市街です。下の地図のピンクで囲んだ部分になります。
*地図上のピンにカーソルを当てると、地名が表示されます。
新市街は、旧市街の西側に広がっています。ざっくりですが、上の地図の青いサークルの辺りです。
新市街は「西エルサレム」と呼ばれることもあり、主にユダヤ系の人々が暮らしている地域です。
→ 東エルサレムと西エルサレムの記事
2. ライトレール
旧市街と新市街の間は歩ける距離ですが、ライトレール(路面電車みたいなの)も走っています。
ライトレールは、新市街のメインストリート「Jaffa Road(ヤッファ通り)」沿いに走っています。運行スケジュールやルートは、ウェブサイトで確認できます。
→ ライトレールのウェブサイト
運行は6分置きで、中央バスステーションや、空港行きの電車の駅などにも停まるので便利です。
旧市街から電車に乗る場合は、「Damascus Gate Station(ダマスカス門駅)」が最寄りの駅です。
「ダマスカス門駅」のGoogle マップのリンクを貼っておきます。ダマスカス門はヘブライ語で「Shkhem Gate」というみたいです。
→ ダマスカス門駅の地図
標識などは、ヘブライ語・アラビア語・英語で書いてあります。上りと下りでホームが分かれていますので、駅の路線図をみて、行きたい方向のホームで待ちましょう。
自動販売機では、英語で切符が買えます。一日パスなどもあるようでした。私たちは1回分のみ購入。6.0 NIS(=約190円)。
ライトレールに乗り込むときに、改札マシーンに切符を差してから乗ります。プリペイドカードを持ってる人は、マシーンにパスをかざしてスキャンしていました。
3. マハネ・イェフダ市場
Mahane Yehuda Market
ライトレールで最初にやってきたのは、「マハネ・イェフダ駅」。
→ 駅の地図
駅からすぐのところに、地元の市場があるらしいのです ♪
駅のから1・2ブロック南東に歩くと、市場が見えてきました。
→ 市場の地図
アーケードになっている部分もあります。数ブロックにまたがる大きなマーケットです。
ローカルな食べ物や特産物がたくさん売っています。
生絞りジュース屋さんでひと休み。
ザクロジュースとニンジンジュースと。
4. ベン・イェフダ通り
Ben Yehuda St.
マハネ・イェフダ市場から南東に少し歩いて、「ベン・イェフダ通り」にやってきました。この通りは歩行者天国になっていて、お洒落なショップやレストランが並んでいます。
→ ベン・イェフダ通りの地図
ライトレールの最寄り駅は、ヤッファ通りの「Jaffa-Center(ヤッファ・センター)」という駅です。
→ 駅の地図
ベン・イェフダ通り沿いにマクドナルドがあったんですが、「Kosher」って書いてあります。これはユダヤ教の戒律にそって調理された食べ物ということ。
→ Kosher McDonald’s の地図
アメリカではよく「Kosher Food (コーシャー・フード)」と言っています。日本語だと「カーシェール」とか「コシェル」というのかな?
→ カーシェール
例えば、ヒヅメが割れている動物の肉は食べてはいけないので、牛・羊はOKだけど、豚はダメです。
肉類と乳製品は一緒に食べてはいけないので、チーズバーガーなんかはNGだと思います。
おやつにバーガーを食べてもいいなぁと思い、メニューを見てビックリ!
ビックマックのセットが、36NIS(=約1,100円)….😱 日本もアメリカも600円くらいだと思うんですけど。
おやつは抜きです。😑😑😑
Kosher だったから高かったのか….数ブロック離れて、普通のマクドナルドもあったので、金額見てくればよかったな。
→ 普通のマクドナルド地図
でも、イスラエルは基本的に物価が高かったです。
ベン・イェフダ通りを東に歩くと、メインストリートの「ヤッファ通り」に突き当たるので、ヤッフォ通りを歩いて旧市街のホテルまで帰りました。
途中、ヤッファ通りのカフェでひと休み。
欧米のチェーンみたいな雰囲気のカフェでした。
旧市街に戻って来ました。城壁の傍にある「I Love Jerusalem」のモニュメント。 記念撮影・インスタにどうぞ。
→ 地図
「新門(New gate)」から旧市街に入り、ホテルへ戻りました。
→ 新門の地図
5. おわりに
今回の記事では、エルサレムの新市街について書いてみました。
次回の記事は、エルサレムからバスで行った、日帰りベツレヘム旅行について書いてみようと思います。お楽しみに~☆
■ ヨルダン・イスラエル旅行記
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■ エルサレムの旧市街
【イスラエル】エルサレムの旧市街 ①: 城壁の中に生き続ける歴史の舞台■ エルサレム周辺の交通機関
【イスラエル】エルサレムの公共交通機関 ~ 空港やテル・アビブへのアクセス