アメリカ西海岸は、夏に自粛が緩和されて、空港や街中は人がだいぶ増えてきたように思います。
今月はたまたま、仕事でサンフランシスコに泊ることが多いです。観光名所の「フィッシャーマンズワーフ」の様子と、おもしろいラーメンの自販機を見つけたのでレポートしてみようと思います。
1. フィッシャーマンズワーフ
同僚がシーフードを食べたいと言うので「フィッシャーマンズワーフ」に来てみました。
→ フィッシャーマンズワーフの地図
ウォーターフロントに、ショップやレストランが並ぶ、サンフランシスコの観光名所です。
沖には「アルカトラズ島」が見えます。かつて脱獄不可能と言われた牢獄が残っていて、人気の観光地となっています。フィッシャーマンズワーフからボートツアーが出てます。大人気なので予約して行った方がいいです。
フィッシャーマンズワーフの西のはずれにある「ギラデリスクエア(Ghirardelli square)」。
→ ホームページ
→ 地図
「ギラデリチョコレート」は、サンフランシスコのお土産の定番なんですが、ここは、元チョコレート工場だった所を改装して、カフェやショップが入ったショッピングセンターになっています。
ギラデリのチョコレートパフェなどが食べれる、ギラデリカフェが入っているのでオススメです♥
ギラデリスクウェアの周りは、ビーチパークみたいになっていて、お散歩すると気持ちいいです ♪
こちらは、フィッシャーマンズワーフにある「ピア39 (Pier 39)」。
ピア39の名物は、桟橋で日光浴するアシカ(Sea Lion) の大群。ってか、この日はほとんどいなかった!
いつもは、この板の上にぎっしりいるんですけど。ちょっと寂しい….。
ピア39には、アシカの他にも、ショップやレストランが所狭しと並び、いつもたくさんの人で賑わっています。
今年はパンデミックのせいで、あまり人いないだろうなと思っていたのですが、大間違い。すでに、すごい人でした。みんなマスクはしてましたけど。
メリーゴーランドもあるんですが、子供たちはゴム手袋を渡されて乗っていました。
同僚のリクエストで、ピア39のシーフードレストランでランチにすることに。私は「あさりとムール貝のボンゴレ」を注文。
茹で過ぎの微妙~なパスタでしたが。もうアメリカも長いので、何も期待してません 😅。
お値段は$25。税金とチップ入れたら、3,000円のボンゴレです。さすがサンフランシスコ。物価は年々上がる一方。
私もフィッシュアンドチップスにすればよかったかなぁ~🐟🐟🐟。
2. ラーメンの自動販売機 🍜🍜🍜
宿泊中のホテルのフロントで、ラーメンの自販機を発見。かなり気になる….。日本にもあるのかなぁ、ラーメンの自販機?
2016年創業の、シリコンバレーの企業が開発したもので、サンフランシスコ各地に出現しているらしいです。
その名も「妖怪エクスプレス(Yo-Kai Express)」。
日本や中国に伝承されている妖怪たちが、ブランドのモチーフ。ホームページによると「いつでもどこでも現れる妖怪のように、いろんな場所に出現して24時間ラーメンを提供できるように」というコンセプトなのだそう。
メニューはラーメンの他、うどん、ベトナムヌードルの「Pho」などもありました。
→ HPとメニュー
自販機の横には、お箸とスプーンセット。
注文すると、45秒で出てきます。
蓋を開けると、フィルムが一枚。
商品は冷凍されて自販機の中に保存されているのだとか。この会社が開発した「flash freezing プロセス」という冷凍方法で凍らせると、冷凍時の霜を最小限に抑えることができて、鮮度が落ちないのだそうです。
今回注文したのは、豚骨ラーメン。新発売の「あさり醤油ラーメン」も美味しそうだったのですが、まずは定番のラーメンにしてみました。
麺は、インスタント麺ではなく、生麺です。チャーシューや野菜の鮮度もよく、凍らせてあったとは思えません。
味は、もちろん日本のラーメンには及びませんけど、結構美味しいです。アメリカのへんなレストランで食べるくらいなら、こっちの方が全然良いです。
気になる値段ですが、$12+税金=$14 (1500円)くらい。
アメリカのレストランでラーメンを食べると、大体15ドルくらい。チップを入れると約2,000円くらいになるので、それに比べたら安いかな。ラーメンはアメリカでは高級料理化しています。
日本から旅行に来られた方が、わざわざ自動販売機のラーメンを1,500円で買いたいかどうかは大変疑問ですが….😅 サンフランシスコの高い物価と、アジア料理の少ない空港周辺の事情を考慮すると、私的には「まあアリかな~」という感じです。とりあえず、コンセプトは面白い。
フィッシャーマンズワーフで食べた、3,000 円の微妙なボンゴレよりも、ずいぶん満足度は高かったです☆
あさりラーメンも食べてみました☆
美味しかったけど、少しぬるかった。豚骨の方が好きでした。
ちなみに、ホテルは「アロフト(aloft)」というホテル。マリオット系列のカジュアルホテルで、アメリカ全土に展開しています。
内装も客室もモダンでお洒落。カジュアルホテルですが、アメニティーや設備は全く問題ありません。客室にバスタブが付いてると文句無しなんですが….。シャワーしかありません。
空港傍のホテルで、20分に一度、空港シャトルも運行しています。ダウンタウンからは少し遠いので観光には不向きですが、ビジネスや帰国日などには便利かも。防音がいいのか、飛行機の騒音なども気になりません。
口コミやレビューも良いホテルなので、興味があれば、下に詳細を載せておきます。
▶ アロフトの情報
→ ホームページ
→ 地図
→ expedia
→ Hotels.com
3. おわりに
今回の記事では、最近仕事で行ったサンフランシスコの様子をお届けしてみました。
微妙な料理が異常に高い、悲しい食事情のアメリカではありますが、ラーメン自動販売機は、シリコンバレーぽくって面白いかなと思って紹介してみました。
また旅行できるようになったら、サンフランシスコで、妖怪ラーメン探してみてください ♪