ウルグアイの首都モンテビデオ。1726年に、植民地化を広げていたスペインによってつくられた街です。その後100年ほどはスペイン軍の要塞や貿易港として栄えましたが、1826年のウルグアイ独立後は首都となりました。
旧市街には18~19世紀の西洋風の歴史的な建物が残る反面、新市街は近代的で、南米で最も生活水準が高い都市とされています。
今回は1泊2日で観光をしてみたので、名所や見どころをまとめてみました。
- 独立広場周辺 [map]
- 歩行者天国『Sarandí 通り』 [map]
- タランコ宮殿 [map]
- プエルト市場 [map]
- 7月18日大通り
- 国会議事堂 [map]
- アグリコラ市場 [map]
- ランブラ通りとビーチ
- ショッピングモール [map]
- セーロ要塞 [map]
■ 関連リンク
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1. 独立広場周辺
Plaza Independencia
モンテビデオ観光の中心「独立広場」。1825年に独立宣言が行われた場所です。
→ 独立広場の地図
セントロ地区は、独立広場を挟んで西側が旧市街、東側が新市街になります。
下の地図のピンの位置が独立広場、ピンクのサークルが旧市街、水色のサークルが新市街です。ざっくりですけど。
① サルボ宮殿
Palacio Salvo
独立広場でひときわ目を引くのは、1928年に建てられたサルボ宮殿。当時は南米では一番高い建物だったそうで、モンテビデオのシンボル的存在です。現在では、オフィスやテレビ塔として利用されています。
→ サルボ宮殿の地図
② 英雄アルティガスの像
Mausoleo de José Gervasio Artigas
独立広場の中央には、1811年にウルグアイの独立戦争の英雄「ホセ・アルティガス」の像があります。
→ アルティガスの像の地図
階段を下りた地下は、彼のお墓になっています。
③ ソリス劇場
Teatro Solís
独立広場のすぐ南西にあるソリス劇場は、1856年に開演されたウルグアイ最古の劇場。2004年にリニューアルしたそうです。
→ ソリス劇場の地図
2. 歩行者天国 『Sarandí 通り』
独立広場の西に『Puerta de la Ciudadela』という門があります。
→ 門の地図
この門をくぐると旧市街。「Sarandí」という歩行者天国の通りが海まで続いていて、歴史的な建物やショップ、レストランなどが並んでいます。
お店は、スタバのようなチェーン、ローカルショップやお洒落なブティック、様々です。露店なども出ています。
Sarandí 通り沿いの名所をいくつか紹介してみます。
① Edificio Pablo Ferrando
こちらの変わった西洋風の建物は、1917年に建てられたもの。現在は「Librería Más Puro Verso」という本屋さんとなっています。
→ 本屋さんの地図
建物の外観も美しいですが、内装もレトロな感じで素敵です。
二階はカフェになっています。
②マトリス広場
Plaza Martiz
マトリス広場は人々が集まる憩いの場のような雰囲気。「Plaza Martiz」または「Plaza Constitución」と呼ばれているようです。
→ マトリス広場地図
③ カビルド
マトリス広場の東には「カビルド」があります。1730年ごろからスペイン政府機関が置かれていた場所です。建物は1804年に建て直されたもので、コロニアル風の建築様式。現在は歴史博物館となっています。
→ 歴史博物館ホームページ
→ カビルドの地図
④ マトリス教会
Montevideo Metropolitan Cathedral
マトリス広場の西にあるマトリス教会。「メトロポリタン大聖堂」ともよばれています。1740年に建てられ、モンテビデオでは最も歴史のある教会。現在の建物は1804年に建て直されたものです。
→ マトリス教会の地図
教会の中がすごくきれいでした。
3. タランコ宮殿
Palacio Taranco
Sarandí 通りを少し北に入ったところに「Plaza Zabala」という広場があります。この広場の周りには、昔の邸宅が残っている地域。
→ Plaza Zabala の地図
タランコ宮殿は、貿易で財を成したタランコ家の邸宅跡です。Plaza Zabalaのすぐ北にありあります。1900年前半にフランスの建築家によって建てられたもの。パリの凱旋門をデザインした建築家だそうです。
→ タランコ宮殿の地図
現在タランコ宮殿は「The Museum of Decorative Arts」という博物館になっています。今回私たちは中には入らなかったのですが、美術品、装飾品、西洋家具のほか、ルイ15世やルイ16世の家具なども展示してあるそうです。
4. プエルト市場
Mercado del Puerto
ここは港の近くにあるマーケット。
→ プエルト市場の地図
レストランやショップがた~くさん入っていて、地元の人や観光客でに賑わっていました。
南米版バーベキューの「Asado (アサード)」のお店もたくさんあって、私たちもここでランチにしました。
特産品やウルグアイグッズも多く、お土産探しにも最適。
とっても楽しいマーケットなので、次回の記事でもう少し詳しく書いてみようと思います。
5. 新市街と『7月18日大通り』
18 de Julio Avenue
独立広場から東は新市街。現在の官公庁などが集まる地区です。
独立広場から東へ延びる「7月18通り」というメインストリートは、モダンなビルディングの中にも、ところどころに歴史を感じる古い建物が残る通りです。
7月18日通り沿いの「ファビニ広場」。「Plaza del Entrevero」とも呼ばれています。
→ ファビニ広場の地図
ファビニ広場の斜め向かいの、古い西洋風の建物の中には、ガウチョ博物館があります。
→ ガウチョ博物館の地図
ガウチョとは、南米版カウボーイのこと。彼らの歴史や革製品・工具などを展示してあります。
6. 国会議事堂
Palacio Legislativo
ウルグアイの国会議事堂は、1925年にイタリア人の建築家によって建てられたもの。
→ 国会議事堂の地図
豪華な装飾のとても美しい建物だと聞いていたので、見学したかったのですが、10:30と15:00のガイドツアーでのみの見学らしく、時間が合わずに断念でした。ぜひ時間を合わせて行ってみてください。
7. アグリコラ市場
Mercado Agrícola
国会議事堂のすぐ北にあるアグリコラ市場。
→ アグリコラ市場の地図
逆光で申し訳ないですが、こちらがマーケットの入り口。
先ほど紹介した「プエルト市場」に比べると、野菜や肉などの生鮮食品が多い印象です。レストランやショップも入っています。
8. ランブラ通りとビーチ
de Montevideo
ランブラ通りは、ラ・プラタ川沿いを走る大通り。通り沿いには、公共のビーチや遊歩道などが整備され、アウトドアを楽しむ地元の人たちで賑わいます。
Uber から撮影なので変な写真で申し訳ありません… 片側3車線の大きな通りですが、遊歩道がきちんと整備されています。
「ポシートスビーチ(Playa de los Pocitos)」というビーチに行ってみました。ビーチ沿いは住宅街。マンションやアパート、ホテルなどが並んでいました。
→ ポシートスビーチの地図
地元の人がたくさん遊びに来ていました。ビーチといっても、ここは「ラ・プラタ川」という大きな川です。結構土砂が流れ込むらしく、水は結構茶色。
川沿いの遊歩道では、散歩やランニングをしている人がたくさんいます。
ポシートスビーチのすぐ東に、「Montevideo」のモニュメントがあって、記念写真を撮る人で賑わっていました。
→ 地図
9. ショッピングモール
Montevideo Shopping
ポシートスビーチの近くにある、ショッピングモールに行ってみました。
モールの辺りはモダンなエリアで、近代的なビルが立ち並びます。
モールは普通に綺麗でした。アメリカなんかのあるモールに似てるなと思いました。
→ モールの地図
一つ変わっていたところは、モールにカジノが入っていたこと ♪
10. セーロ要塞
Fortaleza del Cerro
最後の名所は、モンテビデオ市街の対岸の丘にある「セーロ要塞」。モンテビデオ市街を見渡すことができます。
→ セーロ要塞の地図
昔の要塞跡ですが、現在は要塞博物館があります。
ここにも「Montevideo」のモニュメントがあって、モンテビデオの街をバックに記念撮影することができます。
★おわりに
今回は、ウルグアイの首都・モンテビデオの観光名所と見どころをまとめてみました。
次回の記事では、モンテビデオの市場とグルメ情報について書いてみようと思います。お楽しみに☆
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