ここ数か月、旅行は自粛中なので、昨年のシャンハイ旅行の記事を書いています。
南京は、上海から比較的近いので、上海滞在中に時間があったら行ってみたいなと思っていました。
この日の朝、上海は大雨。南京の天気予報は晴れ。土砂降りの中を上海観光するよりも、南京に行ってみるか~ということになりました。
正直、ちょっと弾丸過ぎて、時間足りなかったです。😅😅😅 南京に一泊したらもう少しゆっくり見れて良かったなと思いました。
今回の記事では、中国の新幹線と、南京で巡った3つの名所を紹介したいと思います。
尚、記事中に Google Map のリンクを貼っていますが、中国では Google Map が使えないことがあるので気を付けてください。
1. 中国の新幹線と駅
*地図上のピンにカーソルを当てると地名が表示されます。
*中国では Google Map が使えないことがあるのでご注意を。
① 上海駅
新幹線に乗るために上海駅(上海站)にやって来ました。
→ 上海駅の地図
地下鉄を「上海火车站(Shanghai Railway Station)」という駅で降りるとすぐです。
切符の自動販売機を何度か試しましたが、買えなくて、窓口にて切符を購入。購入にはパスポートが必要でした。片道140元なので、2000円くらいです。
駅はモダンだし、標識などもしっかりしていて、わかりやすいです。電光掲示板のホーム案内なども日本とよく似ているし、漢字の雰囲気でだいたい理解できます。
② 車内の様子
車内もきれいです。
缶コーヒーと、キュウリ味のポテトチップスを購入。ポテトチップスは微妙な味でした….。
③ 南京駅
1時間30分~2時間ほどで南京に到着です。
2. 南京の中華門(Zhonghua Gate)
南京まず最初の観光地は、「中華門」。1300年代(明の時代)に、首都の南京を囲む城壁が作られましたが、その正門に当たる門です。
→ 中華門の地図
その巨大で複雑な構造が「門」というよりかは「要塞」の様で、中国でも最大級の都市城塞の一つとして有名なのだそうです。
南京駅で、新幹線から地下鉄の1号線に乗り換えて、中華門駅(中华门站)へ。
「中華門駅」というくらいだから、中華門に近いのかと思いきや、駅から中華門までは歩くと結構遠いです。バスの方が良かったのかなぁ。
でも、中華門駅の周りに、へんてこりんな乗り物に乗ったおじさんたちが待機していて、これに乗って中華門まで連れて行ってもらいました。これが結構楽しかった ♪
中華門到着。デカい。
門の中に4つの門が重なる複雑な構造をしていて、3000人の兵士を配置することができ、南京防衛の要であったとか。
城壁が残っている部分は歩くことができます。下の写真の白い乗り物でも連れて行ってもらえます(乗り物は有料)。
昔は、すごく広い範囲を囲んでいた城壁ですが、今は途切れ途切れなので、行けるとこまでです。城壁の上からの眺めもよいですよ。
3. 夫子廟(夫子庙)
次に来たのは、夫子廟(ふうしびょう)。儒家の始祖、孔子を祭る廟です。英語では「Confucius Temple」と呼ばれ、お寺みたいな感じのところです。
→ 夫子廟の地図
地下鉄の乗り換えが面倒そうだったので、タクシーで来ました。
お寺というので、静かで神聖な所かと思いきや、夫子廟のまわりは、南京でも有数の繁華街でとても賑やかな地区です。
傍に流れる秦淮河という川。
中国風の遊覧船が運行していて楽しそうでした。時間があったら乗りたかったです。
孔子を祭る「夫子廟」はこちら。
孔子の像があります。
綺麗なロウソク。
こちらは「ウサギ泉」というそうです。
4. 中山陵(ちゅうざんりょう)
最後は、中山陵です。孫文(孫中山)のお墓があるところです。
→ 中山陵の地図
お墓だけではなく、周辺の博物館や書院を含めて「中山陵景区」といい、広大な地域です。
孫文のお墓なる場所は、高台にあって、眺めもいいらしいのですが、今回は時間切れです。😓😓😓 到着した時にはチケットオフィスが閉まろうとしていました。チケット無しで行けるところまで登って、タクシーで新幹線の駅に帰りました。
弾丸で来てしまったので、もう1日あったら良かったかな。南京観光に行かれる場合は、最低1泊をおすすめします。
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