2019年秋のヨルダン・イスラエル旅行の記事を書いています。
ヨルダンの首都アンマンを2日間観光し、この日は、ヨルダンの「死海リゾート」にやって来ました。
死海は、世界で最も低い場所として知られていて、湖面は海抜マイナス430m。低地で水が外に出ないのと、太陽熱による湖水の蒸発で、塩分濃度がとても高い湖です。海水が塩分濃度3%なのに対して、死海は塩分濃度が30%!水に入ると勝手にプカプカ浮いてしまう、不思議な体験ができます。
さらに、死海の水や、海底の泥には特有のミネラルが含まれていて、保養地としても有名。あのクレオパトラも、死海のヒーリングパワーに魅了され、死海沿岸にスパをつくって、美貌に磨きをかけていたそうです。
今回の記事では、死海沿岸のリゾート地の情報と、死海で人気のアクティビティーを紹介してみたいと思います。
1. ヨルダンの死海リゾート
死海はイスラエルとヨルダンの国境にまたがる湖。西岸はイスラエル、東岸はヨルダンです。
*ピンにカーソルを当てると地名が表示されます。
ヨルダン側の死海リゾート(上の地図のピンクで囲んだ部分)は、リゾートホテルやビーチの施設が集まっていて、世界中からヒーリングやバケーションを楽しむ人たちが集まります。
イスラエル側にもビーチリゾートが点在しているようですが、今回はヨルダン側のみしか行きませんでした。
私たちは、前日まで首都のアンマンに滞在していたので、アンマンからUber を利用してやって来ました。
所要時間は約50分で、20.74JD(=約3,100円)。車はキレイなトヨタのプリウスでした。
ガイドブックによると、アンマンから死海リゾートまでバスも運行しているようです。
無事、死海のホテルに到着~☆。
今回滞在するのは「ケンピンスキー・イシター (Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea)」というホテル。ホテルのレビューはまた別の記事に書こうと思います。
ホテルから眺めた死海。対岸にうっすら見えるのは、イスラエル。
左手奥の方に少し離れて見えているのは、お隣のリゾートホテル。
2. 死海の浮遊体験と泥パック
早速水着に着替えて、ホテルの敷地内のビーチに遊びに行ってみました。
死海には様々なヒーリングの効果があるとされ、古代の人々も療養のために死海を訪れていました。エジプトの女王で、世界三大美人のクレオパトラも、死海のヒーリングパワーに魅せられていたひとり。死海にスパをつくり、「死海エステ」でその美貌を磨いていたといいます。
死海は低海抜のため、高気圧と高濃度の酸素を利用した呼吸器系の治療にも良いそうです。
ミネラル豊富な死海の水に浸かったり、死海の泥を体に塗ることで皮膚病の治療になったり、美容効果もアリ。
というわけで、死海のビーチでは、泥パックをするのが人気のアクティビティーとなっています。下の写真のように、みんな体中に泥を塗ります。
私たちも泥パックに挑戦。一応、推奨されている泥パックの手順があります。
- 死海の水に10分くらい浸かる
- 泥を塗る
- 20分くらい泥を乾かす
- もう一度死海に入り泥を流す
- シャワーを浴びる
ツボに死海の海底の泥が用意されています。全身隈なく塗りましょう ♪
それから、死海は塩分濃度が海水の10倍もあって、水に入ると勝手にプカプカ浮いてきてしまいます。足をすくわれる感じで、立っているのが難しいという、とても不思議な感覚を体験することができます。
死海の浮遊体験も、泥塗りも、とても楽しかったんですが、泥パックの後、お肌が本当にツルツルのスベスベになったのには驚きました!また次の日も来てしまいました….。
死海のスパグッズやビューティーグッズは、日本やアメリカでも結構売ってますので、お家で死海スパを試してみるのもいいと思います。ギフトなんかにも喜ばれるかも😊。私も死海の泥パック愛用中です。
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3. ベリーダンスのショー
日が沈んでからは、ホテルのバーに行ってみました。この建物の中にレストランやバーが入っています。エジプトの神殿みたい ♪
バーとラウンジ。
外にテラス席もあって、イベントなどが催されるそうなので、外に座ってみることにしました。死海の夕暮れ時はとても綺麗です。
まずは乾杯~🍹🍹🍹。
おつまみ。小鉢のディップやお料理がカラフルで綺麗でした~😊。
途中からダンスショーが始まって、綺麗なお姉さんが素敵なアラブ風のダンスを踊ってくれました ♪♪♪
4. おわりに
浮遊体験で不思議な経験ができるだけでなく、ヒーリング効果や美容の効果も期待できる死海。ヨルダンやイスラエルに行く機会があったら、ぜひ訪れて欲しいおすすめスポットです。
リゾートホテルに泊まらずに、日帰りで死海に行きたい方は、ヨルダン側には、私営のビーチがいくつかあるみたいです。
リゾートホテルの中には、宿泊しなくても、有料でビーチ施設やスパを利用させてくれるところもあります。
ヨルダンの首都アンマンや、イスラエルの都市から日帰りツアーもあるようなので、時間のない方は利用してみるのもいいかもです。
次回の記事では、今回滞在したホテルのレビューを書いてみたいと思います。お楽しみに~☆
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